矢口真里「脱退」とこれからのモーニング娘。

 事の経緯についてはワイドショー、スポーツ紙やニュースサイトで報じられている通りなのでここでは省略。発表した時点ですでに辞めていること、その理由が「FRIDAY」に載った男との写真ということで、一般レベルでもちょっとしたニュースになっている。「卒業」ではなく「脱退」なのだ。

 すでにあちこちで言われていることだが、アイドルだから恋愛禁止だなどという時代ではない。ひとりの22歳の女の子が恋をすることは全く普通のことであって、彼女がたまたまモーニング娘。というアイドルグループの一員だっただけのことだ。よほどの偏狭な矢口ヲタでもない限りそのことは割とすんなり受け入れられている。個人的に矢口さんには特に思い入れはないけど、これが自分がいいなと思ってる他の人だったとしても、まぁそりゃビックリはするけど、へぇーそうなんだ、ぐらいにしか思わないだろう。
 問題なのは、それを理由に発表の日をもって突然の「脱退」、以後のコンサートなどへも全て出演しないということだ。現時点では公式HP上で事務所と矢口本人の(と思われる)コメントが出ているだけで、もちろん本人はその後公の場には一切姿を現していない。

 なーんか、いろいろとキナ臭いんだよな、なっちの時と同じように。

 言うことを聞かない年少のメンバーたちを率いて行かなければならないモーニング娘。のリーダーという役割は想像していた以上に大変だった。そこに追い打ちをかけるように今回の記事。重なるストレスによって矢口の中で何かが切れて「モー娘。辞めます」ということになった・・・ということである程度の説明はつく。あるいは彼女自身に「バレたら辞める」という決意があったのかもしれない。ホントにそうだとしたら「アイドルを捨てて男に走った」などとも言われてるけどそれもまぁ仕方ないことだ。アイドルであることよりも女であることを選んだ、ということでこの話は終わりになる。

 しかし、そうであったとしても辞め方があまりにも突然なのだ。責任感も強くて、人一倍モーニング娘。というグループへの愛着もあるはずの彼女ならば、辞めるにしてもせめて盟友石川梨華の卒業を見送ってから、と思うのではないだろうか。
 ではなぜ矢口真里はこのタイミングでモーニング娘。を脱退しなければならなかったのか?

 松浦亜弥とw-inds.の慶太が同じように「FRIDAY」で記事になったのはつい先月のこと。この時に、モー娘。はじめハロプロメンバーたちに、お前ら気をつけろよと事務所からお達しがあったはず。あややも相当怒られたはずだが、テレビレギュラーにオールナイトニッポンにCM多数と事務所的はやはり稼ぎ頭なので思い切った処分はできなかったんだろう。そこへ今回の矢口の騒動、事務所も黙って見過ごすはずがない。あややと比べて明らかに“商品価値”の劣る矢口に、辞めるのはけっこうだがタダでは辞めさせんぞと事実上のクビにすることで、リストラと同時に松浦への見せしめにもなる。「男付き合いもほどほどにせんとこうなるぞ」ってなことでね。まぁこれはかなりナナメな見方だけど。
「今後も『やぐちひとり』は“やぐち”&“ひとり”の最強コンビで続きます!」と矢口の出演継続を表明しているテレ朝の「やぐちひとり」がどうなるか・・・たぶん出て来ないだろうな。ソロ活動って言ってるけどたぶんしばらくは事務所のお茶くみとかだろう。復帰はなっちの時以上にむずかしいかもしれない。
 ・・・妊娠説?それもアリかもしれないけどね。現時点では何とも。

 アイドルであることと、ひとりの女の子であること。アイドルを続ける以上は、その2人の自分をうまく切り離していかなればならない。松浦亜弥はいとも簡単にかつ鮮やかにそれをやってのけたが、矢口真里にはできなかった。それだけのことなのかもしれない。クリーミィーマミが森沢優であることは、バレてはいけないのだ。


 昨日の八王子のコンサートは、ダンスのフォーメーションや歌のパート割変更でリハに倍の時間がかかって開演が30分押しになったそうだが、混乱もなく無事に終わったようだ。昼公演の音源を拾ってきて聴いたんだけど、冒頭のよっすぃーの謝罪とコメントの間、罵声やブーイングなどは一切なく、ヲタたちが妙に静かにその言葉に耳を傾けていたのが印象的だった。そして始まったコンサート、マンパワー~MY DEAR BOYという冒頭2曲の異様なまでのテンションの高さが最後まで続いていて、曲間のMCもいつものダラダラヘラヘラした感じがなくて、ライブ全体が締まっていたように思えた。掲示板の現場組の感想もおおむね高評価で、ある意味この八王子昼公演は伝説のライブになるのではないだろうか。地方コンはDVD出ないからね。

 それにしても残されたモーニング娘。にとっては試練の時になるのだが、ぬるま湯につかって戯れていただけの5・6期メンバーにはいいカンフル剤になるのかもしれない。八王子コンのテンションの高さも、矢口のいない穴を全員で埋めようという意思と気迫の表われだろう。いいことだと思う。中澤卒業後の9人時代、中澤裕子という大きな存在の抜けた穴を埋めるべく残った9人がすばらしい結束力を見せた、あの頃の感じが戻ってくるといいんだけど・・・まぁ当時と比べるとメンツがあまりにも地味だな。
 だから逆に、石川梨華も来月には抜けて全盛期を知る人がほとんどいなくなるからこそ、新しいモーニング娘。に変わるチャンスなんだろう。そう考えると、いらないと思ってた新メンバーもそれなりに意味があるのかもしれない。今日のハロモニ。でいよいよ5人に絞られてたけど、あー何かいてもいいかもよ、と思える子がいたし。でも石川卒業後の9人で何ができるか、何もできないかっていうのも見てみたいけどなー・・・。

 いずれにせよ、遅かれ早かれ彼女たちは“国民的”アイドルグループではなくなってしまうだろう。もうなってるか・・・?しかし「毒を食らわば皿まで」だ。その行く末を滅びるまでひっそりとじっくりと見守っていきますよ、オレは。

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