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zoom RSS スローダンス #1

<<   作成日時 : 2005/07/05 20:26   >>

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 毎度毎度放送前はあれやこれやと盛り上がり、と言うかフジテレビが勝手に盛り上げて、始まってみればなーんだってことが多い“月9”。今クールも始まりました。「深津絵里&妻夫木聡主演で送る等身大のラブストーリー」・・・出たっ「等身大」!深津絵里について語られる時に必ず出てくるコトバだ。
 偶然出会った男女が反発し合いながらもいつしか互いに魅かれていく、という王道ラブストーリーになるんだろう。コーヒーショップでちょっとしたいざこざになった衣咲(深津)と理一(妻夫木)が、理一の勤める自動車教習所でバッタリ再会、というところから物語は始まる。衣咲がかつて高校時代の理一のクラスの教育実習生で、その時の彼女の言葉に触発されて理一は日芸を目指す、という設定はちょっと面白かった。
 で、深津絵里なのだが・・・「明るくてちょっとおっちょこちょいで、悩みを抱えながらもまわりの人たちに元気づけられたり逆にその人たちを元気づけたりしながら、前向きに生きていこうとしている」という自らがこれまでのドラマの中で演じてきた「等身大」の女性を見事になぞっているだけだったのではないだろうか?ただなぞるだけじゃつまんないから適当にデフォルメしたり誇張したりして、かえって不自然になってる。これがホントに「等身大」として受け入れられるんだろうか?同世代の女の子(って歳でもないけど)にとってこの深津絵里演じる衣咲という人物は本当にリアルに感じられるんだろうか?
 かつて同じフジテレビで同じく深津絵里主演の「彼女たちの時代」というドラマがあった。おそらく彼女が“等身大女優”の地位を確立した作品だろう。ここでの深津絵里は確かによかったがそれは共演の水野美紀と中山忍のおかげでもあって、偶然知り合った女3人、三者三様の“彼女たち”の生き方は、そのどこかに同時代を生きる同世代の女性が共感できる「等身大」な部分を持っていた。大上段なタイトルはダテではない。それだけの中味を持ったドラマだった。個人的にもベスト3に入る大傑作だ。
 そして今、この「スローダンス」では、深津絵里ひとりだけがその「等身大」の部分を背負わされている。そして「彼女たちの時代」からもう6年も経っているにもかかわらず、彼女の演じる人物が全くアップデートされていないのだ。このドラマを見ていて感じる違和感はそこにあるのではないかと思う。

 だから・・・と言っていいのかどうかわかんないけど、そういうキャラクターの制約がない「おいしい脇役」的ポジションの広末涼子が、のびのびと自然体で演じているのがとても印象的だった。広末涼子、復活したなー。すごくよかった。早稲田入学騒動から度重なるスキャンダル、そして結婚、出産を経て吹っ切れたんだろうか。相変わらずのグダグダなしゃべりも含めてこっちの方がはるかにリアルだし、この人が1児の母であるという現実の方が何だかアンリアルに感じられてしまう。

 とりあえず次も見てみよう。フジテレビにだまされ続けることにします。

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